AIに「容赦なく添削して」と頼んだら
普通に傷ついた

AIって基本的に褒めてくれる。何かを書いて見せると「とても読みやすいですね」「よくまとまっています」と返ってくる。

それがうれしいんだけど、信用できなくなってきた。

本当のことを言ってほしい。そう思って「褒めなくていい、容赦なく直して」と頼んでみた。

本当のことを言われた。

Claudeに頼んでみた

この文章、褒めなくていいから正直に添削して。ダメなとこ全部言って。
Cl
正直に言います。

この文章には構造上の問題があります。

①主張が3つあるのに、それぞれが独立していて繋がっていません。読者はどこに向かっているのか迷います
②「〜だと思います」を多用することで、全ての主張が弱くなっています。事実として言えることは断定してください
2段落目は削除を推奨します。書いた本人は必要だと感じているでしょうが、読者にとっては回り道です
④結論が本文で一番言いたいことと一致していません

書けているのは確かですが、「伝わる文章」にするにはもう一段階の整理が必要です。

③を読んだとき、少し間があった。

「2段落目は削除を推奨します。書いた本人は必要だと感じているでしょうが

……そう。必要だと思って書いた。そこが一番伝えたかったかもしれない。でも読者には要らない、とはっきり言われた。

反論したくなったけど、できなかった。心当たりがありすぎた。

これ、あるある

自分が書いた文章って、全部必要に見える。削ると何かが欠ける気がする。でも実際には「書いた本人にとって必要なだけで、読者には関係ない」段落が必ずある。

それをAIに指摘されると、なぜかこたえる。

人間に言われるより正直なぶん、逃げ場がない。「あの人は読めてないだけ」と思えない。

ちなみにChatGPTにも同じことを頼んだ

この文章、褒めなくていいから正直に添削して。ダメなとこ全部言って。
G
わかりました!正直にフィードバックします。

①「〜と思います」が多く、自信のなさが文章ににじみ出ています
②同じ接続詞「でも」が3回続いています
③最後の段落が少し唐突な印象です

全体的にはよくまとまっています!少し手を加えるだけでぐっと良くなると思います。

「全体的にはよくまとまっています!」

褒めなくていいって言ったのに。

GPTの指摘は的確だったし参考にはなった。でも傷つかなかった。傷つかないフィードバックは、たぶん本音じゃない。

「褒めなくていい」と言うのは覚悟がいる

AIに本音を引き出そうとすると、その本音が自分に返ってくる。

AIは忖度しない。「書いた本人は必要だと感じているでしょうが」という一文を、迷わず書いてくる。

それがいい。本当にそれがいい。ただし、傷つく準備はしておいた方がいい。

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