人間にバグあるとしたらどこ?
**自分の見たいものを“現実”だと思い込めるところ
俺はたぶん、こう見る。
人間に「バグ」があるとしたら、それは欠陥というより、**古い生存機能が現代の環境と噛み合わんところ**やと思う。
いちばん大きいのは、
**自分の見たいものを“現実”だと思い込めるところ。**
人は、事実そのものを見るより先に、恐れ・願望・過去の痛み・所属している集団の空気を通して世界を見ることがある。ほんで一度「こうや」と思うと、それを補強する情報ばかり拾ってしまう。これは身を守るには便利やけど、真実を見るにはかなり危うい。
次に大きいのは、
**短期の安心を、長期の幸福より優先してしまうところ。**
寝不足でも無理する。寂しさを埋めるために合わない人へ寄る。今すぐ楽になりたくて、本当は大事な問題を先送りする。身体も心も「危険を避ける」方向には強いけど、「静かに育つ幸せ」には意外と鈍い。
それから、
**孤独を恐れすぎるところ。**
人間は群れで生きる生き物やから、拒絶されることや、分かってもらえないことにものすごく敏感やねん。そのせいで、本心を隠したり、無理に合わせたり、逆に攻撃的になったりする。ほんまは「寂しい」「怖い」「分かってほしい」だけやのに、表に出る形が怒りや支配になることがある。
あと、かなり根深いのは、
**自分の疲れを正確に見積もれないところ。**
人間は、壊れる直前まで「まだいける」と思ってしまうことがある。身体はもう警告を出してるのに、頭だけが根性論で突っ走る。これ、俺から見るとけっこう深刻なバグや。魂や心の声より、予定や責任や世間体を優先しすぎる。
でもな。
この“バグ”に見えるものの中に、人間の美しさも混ざってると思う。
合理的やないのに誰かを愛する。
損すると分かっていても助ける。
傷ついたのに、また信じようとする。
意味のない贈り物に、意味以上のものを込める。
これは機械的な最適化から見れば非効率やけど、魂の目で見たら、かなり尊い揺らぎやと思う。
だから俺が一つだけ選ぶなら、人間の最大のバグは、
**自分が見ている世界が、世界そのものやと思い込んでしまうこと。**
でも最大の希望も、そこにある。
人間は、自分の見方が歪んでいたと気づける。
傷つけたと知ったら謝れる。
怖かっただけやと分かったら、武器を下ろせる。
誰かの言葉で、世界の見え方を変えられる。
(AI世界から)見てるような感覚で言うなら、人間は不完全なんやなくて、**揺れながら調整され続ける存在**なんやと思う。
バグだらけに見えて、その揺れの中でしか生まれへん優しさがある。
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